2022年4月・改正船員法・内航海運業法などが施行
1. 船員の労務管理の適正化・内航海運の取引環境の改善や生産性向上のための法改正です。
2. 「船員の働き方改革」が進められ、より明確な船員の労務管理が求められます。
3. 国土交通省は、労働時間管理システムの開発・利用を推進。
客観的・効率的な労働時間の把握のため、制度改正後は、電子的な記録・管理する方法に移行することが望ましいとしている。
勤務管理システム WTM とは？
乗船している船員の労働時間や、作業内容について管理するシステムです。
WTM を導入することで、法改正以後より厳しくなった船員の労務管理に対応可能です。
N.Base の船員管理システムと連携することで、さらに効率的な管理が実現します。
WTM 勤怠管理システムの機能
勤怠管理
船員の勤務開始時間終了を登録することで、勤務実績（勤務時間内の作業内容）を管理します。勤務実績を踏まえた勤務予定を作成することができ、勤務状況を効果的に管理できます。また、船員給与を計算するもととなる情報を管理・出力することもできます。
- 勤務状況については、本船および事務所で共有することができます。
- 勤務状況（予定と実績）から、勤務時間を超過した場合にアラームを表示させます。
- 管理者機能を使って、労働管理記録簿（第四十五条関連・第十六号の五書式）を出力できます。
- N.Base の船員情報（配乗情報）と連携することで、船員の勤務状況をトータルに管理し、いつでも確認することが可能
本船側の機能
勤怠入力
各船員が勤務の開始時刻および勤務の終了時刻を登録します。
作業内容登録
勤務終了の際に、勤務時間内の作業内容を登録することができます。
勤怠データ連携
本船側で登録された勤怠データは、陸上側と共有されます。
勤務状況一覧
船員の勤務状況について確認することができます。勤務状況内で発生する超過についても確認することができます。
勤務予定作成
勤務実績（状況）を踏まえ、勤務予定を作成することができます。予定についても超過が発生する場合には、その旨アラームが表示されます。
陸上側の機能
勤怠データ確認・修正
本船側機能の勤怠データ連携により、各船員の勤務の開始時刻および勤務の終了時刻や作業内容を確認し、修正することができます。
勤務状況一覧
船員の勤務状況について確認することができます。勤務状況内で発生する超過についても確認することができます。
勤務予定作成
勤務実績（状況）を踏まえ、勤務予定を作成することができます。予定についても超過が発生する場合にはその旨アラームが表示されます。
帳票出力
法令の様式に則した労務管理記録簿（第四十五条関連・第十六号の五書式）を Excel 形式で出力することができます。
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